GG MATESさんのご招待で、映画「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」の試写会に行ってきましたニコニコ


Sweeney


一言で言うと・・・、ジョニー・デップがかなりのハマり役でした!

今までに何度か映画化されているようですが、ジョニー・デップだからこそ、できた役だったんじゃないかと思います。(昨年、宮本亜門版のミュージカルも公演されていたそうですが、主人公に市村正親さんがキャスティングされていて、これはこれでピッタリなような気がします)


本格的な歌声の披露は初というジョニー・デップですが、これからはミュージカル系の映画のオファーも来るんじゃないかな、と思うほど良かったです音譜


ストーリー自体はとても分かりやすい流れで、カメラワークやテンポにも引き込まれました。

ただ、結構グロイ・・・。

コメディ的な感覚で見られるのですが(ゴールデン・グローブ賞ではミュージカル・コメディ部門を受賞していました)、笑うに笑えないようなリアルなシーンもあり、残酷なシーンは、もう少しソフトに演出して欲しかったような気も・・・。


ティム・バートン独特の非現実的な世界観は、この映画でも健在でした!

もうちょっとファンタジー的な要素があると、グロさも緩和されたかも?


この映画でも共演している、ティム・バートン夫人のヘレナ・ボナム=カーター(「チャーリーとチョコレート工場」のチャーリーのママ役)の役を、宮本亜門版では、大竹しのぶさんが演じていたそうですが、ヘレナ・ボナム=カーターと大竹しのぶさんって、すごく似てる!

あの役を大竹しのぶさんが演じる姿が目に浮かびます。


原作は150年も前に書かれたもので、今まで何度も舞台化、映画化されてきた作品。

舞台となるフリート街は実在する場所で、殺人鬼・スウィーニー・トッドも実在の人物という説もあるそうです。

恐ろしくも悲しいストーリーは、かなり衝撃的でした。